生コンクリートの材料(セメント編)

みなさん、こんにちは。

ジグソーの澤田です。9月も終わりに近づき、陽が落ちるのも早く、陽が見えない時間は肌寒くなってきました。

お体には十分にお気をつけください。

さて今回のコラムの題材はこちら。

セメントとは。

前々回の記事にて材料を5つ入ってることをお伝えしたと思います。

おさらいしておきましょう。

まず1つ目に【セメント】。

2つ目に【】。

3つ目に【砂利】。

4つ目に【】。

そして最後の5つ目に【混和剤(薬剤)】。

本日は一番重要な【セメント】を取り上げてみましょう。

生コンクリートで多く使われいるのは正式名称『普通ポルトランドセメント』と呼ばれるものです。

生コンクリートに入っている普通ポルトランドセメントは

一般的にみなさんがホームセンターで袋に入っているセメントとほぼ同等品です。

なので、あの袋の中身が何トンも入っているとイメージしてください。

セメントの種類は普通ポルトランドセメントのほかにも多種多様にありますが、

今回は『普通ポルトランドセメント』だけでも覚えて頂きたいです。

そもそもなんのために入っているのか。

ほかの砂と砂利をただ混ぜても固まらないのは、言わなくてわかると思います。

そこでセメントを入れることにより、接着剤の役割を果たしています。

もちろんセメントは粉体なのでそれだけ固まらず、そこに水を入れることにより

化学反応を起こし、固まっていき材料が接着し、コンクリートになっていきます。

製造方法は?

ここでは細かく話すとわたしの嫌いな知ってるひとにしか

わからない言葉の化学用語が出てくるので、めちゃくちゃ簡単にお話します。

大量の石灰石と粘土に少量の珪石(けいせき)鉄滓(てっさい)をそれぞれ細かく粉砕し、

混合した後、焼成すると、セメントクリンカーというものが出来上がります。

これを少量の石膏と混ぜて粉砕することでセメントができあがります。

イメージがしづらいですが、とりあえず材料を粉砕して、焼いて、

また粉砕したら出来上がる程度に思っておいてください。

わたし自身も恥ずかしながら製造工程は実際に目にしたことがなく、動画や本で読んだことしかありません。

終わりに。

セメント自体は聞いたことあるひとが多いかもしれませんが、

実際になにからできているのか知らないひとは少なくないと思います。

じぶんのいる業界のことを知ることはもちろんのこと。

ほかの業界にも目を向け、なにに対しても興味を持つことは何歳になっても大切だと思います。

そこで新しい発見が必ずあるはずなので、好奇心という少年の心に年齢は関係ないです。

いつまでも少年の心を忘れずにいたいものです。

今回はこのあたりでお別れになります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

澤田

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