令和時代は余った生コンクリートが売れる時代

こんにちわ。ジグソーの澤田です。

コラムを描いていて自分がいつも疑問に思う点があります。

「冒頭のあいさつ」です。

こんにちわ。とあいさつしていますが、こちとら夜じゃい。朝じゃい。生意気じゃい。

と思われる方もいるかもしれません。(たぶん気にしているのは少数ですが)

かと言って、どうも。もおかしな話だと思います。

なので、統一して「こんにちわ。」にしています。(前回からです)

さて今回はこちら。

生コンクリートから作られる再生砕石

ジグソーの事業のなかで扱っている製品のひとつのご紹介です。

いまの主となる事業は、「リサイクル事業」があります。

詳細は前回のコラムや上のBUSINESのほうにかっこよく載っているので、見てみてください。

そのリサイクル事業のなかで、最終的に再生砕石という製品が出来上がります。

 

一般的に言われる再生砕石は、

建築物の解体等に伴い発生するコンクリート塊や

アスファルト・コンクリート廃材を破砕し粒度調整したリサイクル材

といったような主に建物を解体した際に出てくる廃材を再利用した場合が多く、

鉄筋やレンガなどが入っているため、状態があまりよろしくない場合があります。

 

しかし、うちで作っている再生砕石は余った生コンクリートから作っているため、

鉄筋やレンガなど入るわけもなく、解体した再生砕石に比べれば、かなり状態がいいものとなってます。

 

初恋は本当に甘酸っぱいのか。

リサイクル事業が始まり、生コン工場の余ったコンクリートをこちらで承ろうとなった、

その過程で余った生コンクリートを最終的に砕石にし、それを再生砕石として販売することになりました。

 

再生砕石は主に路盤材等で使われるパターンが多いため、

これだったら使っていただけるのではないか。という甘い考えを頂いていました。

 

そうです。甘かったのです。初恋並みに(?)

いざ砕石が出始めると、あっという間に在庫確保エリアがパンパンになりました。

うちの敷地が狭いのと余った生コンクリートが多かったからです。

 

どうしようどうしようと、砕石を管理する方から

「もうこれ以上無理です。一旦産業廃棄物として、処分しましょう。

でないと業務できるスペースすらなくなります」と、仕方なく産業廃棄物として処分する時期もありました。

一番大切なことは一番大切なこと。

製品で一番大事になってくるのが、やはり販売のほうです。

こちらは前の記事にも描きました。

いくら品質がいい製品を作ったとしても、知られなかったら意味がありません。

再生砕石のほうも、なかなかの辛さを強いられました。

 

はじめは親会社のお得意先に売り込みに行ったり、

ネットで検索しては電話し、検索しては電話し、

と「今って令和初期だよね。平成初期じゃないよね。」ぐらいアナログな営業方法をしていました。

何社かは来ていただき、今もリピーターになっていただくほどになっています。

しかし、営業方法がアナログすぎるし、ブラック企業並みの過電量だったと思います。

 

効率悪すぎる。と考えて、たどり着いたのがやはりFAXでした。

それでもFAXかよ!やっぱり平成初期じゃねーかよ!」とぶっちゃけ思いました。

いまでも思っています。しかし建設業界が令和初期のこの時代でも、時代遅れなFAXを使っているのです。

とりあえず業界に合わせるのが、ベターだと思いました。

じぶんてき興行収入1位

案の定びっくりするぐらい大ヒットしました。

一回来ていただくと、リピーターになる率が高いです。

地域的にこの価格で再生砕石を出しているところが、他にないからだと思います。

 

そんなこんなで今では、在庫が追い付かないほどにまでなりました。

めちゃくちゃありがたいです。

 

たまにご連絡無しで来ていただくのですが、それだけほんとにご遠慮ください

来ていただいて、お断りするのが心苦しいですし、

なによりもお客さんの時間交通費無駄になってしまいます。

急に現実的な話になりましたが、現実ですので、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

 

おわりに。

 

次回はなにを描くかはまだ決めておりませんが、

ぼくの気が向いたときに、気が向いたテーマでコラムは更新していきますので、

楽しみにしていただければと思います。

最後になりましたが、読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

また再生砕石やドライテック等の製品でのご質問や

コラムについての文句は、右上のお問い合わせフォームよりお願いいたします。

 

「なにを」より「だれと」するか

人間開発しているちょっと怪しい会社

ドライテックナビ CSO 澤田宗一郎