業務のマニュアル化は、ほんとに効率がいいのか。

こんにちは。ジグソーの澤田です。
ついに1年の半分が終わってしまいました。
2021年の前半はどのような半年だったでしょうか。
有意義に過ごせた方。そうでない方。
楽しすぎて狂いそうだった方。そうでない方。
いろいろいると思います。
まあ生きていればなんとかなります。

さて今回はこちら。

業務の仕組化

前回のコラム内にある動画でもちょこっとお話させていただきましたが、
業務の仕組化いわゆるマニュアル化の重要性を最近身に沁みました。
まずメリット面からお話させてください。

・業務の統一化ができる。

熟練のレベルになるとじぶんのやり方が正解だ。と思いがちです。
それはそれでいいとは思います。
しかし新しいひとが入ってきたら、どうでしょうか。

あのひととあのひとのやり方が、違いすぎて困る。
どっちを覚えればいいかわからない。
と混乱させてしまうかもしれません。

なので、最初はとりあえずマニュアルが基礎になるようにすれば、
業務の統一化になりますし、やり方が違うなんてことはなくなります。

・業務の視える化(言語化)

これは最重要と言ってもいいかもしれません。

仕事に慣れが生じると、どうしても口頭だけで済ませる場合が多いです。
人間の記憶力はそこまでよくありません。
一週間前のお昼の前に起こった出来事を事細かく覚えているひとは、少ないはずです。

なので、言ったことをすぐにメモするなりすればいいかもしれませんが、
すべてをメモするのなんて、メモをすることが仕事になり、満足してしまいます。
そのようなことがないように、視える化(言語化)をします。

これを見れば業務のことをすべて知れるぐらいまで、書いてあるとなおいいです。

・新人教育

これは視える化にも繋がってきますが、
いくら必死にメモを取っていても、忘れたり聞き漏らしたりする場合があります。

またじぶんから率先して、覚える意欲があるひとは問題ないと思いますが、
ぼくのような単純業務が苦手なひとらは、ただこれを覚えれば人並にはなれるような
仕組み(マニュアル)を作ってあげることが重要になってきます。

率先して動くひとは、ここはこうしたほうが効率化になるのではと、
提案してくれるかもしれません。

以上の3点がざっとしたメリットになります。

次にデメリットはあまりないのですが、
・熟練のひとがじぶんのやり方を否定されているように感じる。

・単純業務なイメージになってしまう。

・そもそも見ないひとが出てくる。

このぐらいですかね。
マニュアル化をする前やマニュアルを渡す前にしっかりと
コミュニケーションを取っていれば、なにも問題ないかと思います。

一気に全否定しましたが、教育において一番大事になのは、
このようなマニュアル化ではなく、密なコミュニケーションです。
人間関係の構築。環境作りが一番大事になってきます。

今回のコラムを全否定したような終わり方ですが、
とにかくマニュアル化や仕組化をするメリットとデメリットを
書いてみました。

よろしれけば参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。


「なにを」より「だれと」するか
人間開発をしているちょっと怪しい会社

ドライテックナビ CSO(Chief Story telling officer) 澤田宗一郎